ヘッドフォンアンプ トランジスタSEPP Solo系 通常電圧版 銀色 ★ GRAHAM SLEE SOLO 系統 ★ 駆動力がすごいです 公式 ★

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商品情報



2022年2月 最下段に「駆動力/制動力」について追記



■ ヘッドフォンアンプ トランジスタSEPP Solo系 通常電圧版■
■ GRAHAM SLEE SOLO 系統 ■





こちらも製造メーカーに直接掛け合って、特別注文で作ってもらいました!




出品商品は写真1にあるものと同じ物です。*写真はすべて以前の出品の使いまわしです。
写真1は前面、写真2は黒色版の背面、写真3は中身です。
*写真4, 5は参考用の写真です。*



新品です。検品済み。
メーカー特注品。





■商品詳細

前面: ボリュームつまみ、電源LED、ヘッドフォン出力端子
背面: RCA入力、電源口、電源スイッチ
*なお、背面にはUSBポートがありますが、これはオプション用につき、
*通常は使用出来ません。


o 回路はSolo系です

Solo系とは、

前段オペアンプ、後段SEPP回路

という、よくある回路構成であり、アナログアンプです。
その回路構成の代表例が、英国の GRAHAM SLEE の SOLO 2007 でして、
なのでこの構成のアンプは、海外ではSolo系と表現されています。


そして本品は、代表例であるSolo2007を結構忠実に再現したものとなっております。
例えば、Soloには専用の外部トランス電源があり、殻割りすると中にトランス
と共に平滑用3端子レギュレーターと1000uFのコンデンサーx4本並んでいるの
ですけれども、その部分までそっくりそのままです。
よくあるSolo系は、本体だけを再現したものばかりなのですが、本品では
電源まで再現することにより、Soloの音が出るようにつくられています。


o 英国・EU系ですので、EU系によくあるハイインピーダンスなヘッドフォンを
駆動出来ます。
ヘッドフォン出力: 30-600オーム対応
30オーム: 200mW
120オーム: 125mW
300オーム: 70mW
600オーム: 40mW

300オームのヘッドフォンでもしっかり鳴らせるとのことです。


o 音の傾向については、
実は当方、写真4の左に写っている自作のSoloアンプがありまして、これ、
写真のとおり見た目はもちろんのこと、中の基板、回路から使用部品の
メーカー銘柄まで、かなり忠実に再現したものなのですけれども、本品は
それと音の傾向がよく似ています。
#回路が同じだから当然といえば当然ですけどね。

でも、当方のはSoloと同じく電源が外付けなのですが、本品は筐体内に
トランス電源が内蔵されておりまして、たぶんこれが相当に効いてます。
本品のほうが迫力があります。駆動力がすさまじいです。

#ここで、
#「大きな音が出るか否か」と「駆動力があるかどうか」というのは、
#ちょっと違いましてね。
#大きな音が出るだけじゃ、だめなんですよ。
#駆動力(制動、制動力とも言います)があると、音の迫力、メリハリが
#全然違います。




■おススメ出来るか

おススメです!

ちなみに、Solo系として自作の改造ベースとするのでしたら、
本品の廉価版がありますので、そちらをおススメします。
本品のシリーズには、上位版と廉価版の2種類あり、本品は上位版を
ベースに特注したものでして、パーツが最初から良いものが使われて
おります。
もし自作用の改造ベースとするなら、ベースは廉価版にして、パーツ
交換するのが良いとおもいます。なお廉価版はお取り寄せです。



■オプション

o 低ゲイン化 要相談。
後述しますが、使うヘッドフォンによっては、本品そのままだと
ゲインが高すぎる場合があります。
なのでご依頼であればゲインを落とします。
ゲインを落とすには特定の抵抗を交換して抵抗値を変えるのですが、
特に追加費用はかかりませんけれども、納期は2ヶ月以上かかり ますのと、全額前金にて承ります。


o 高電圧版
値段は本品と変わりませんが、お取り寄せとなります。納期がかかるのと、
全額前金での承りとなります。

高電圧版では、より推力が増してます。
ただし、電源電圧が220Vとなります。なので日本だと一般には向きません。
使用部品は通常電圧版とほとんど同じなのですが、高電圧版では各部の電圧が
高くされています。
まず、通常電圧版(今回出品商品)の電圧は、内部回路にかかる最終電圧が、

DC16V (オペアンプには-8Vと+8V相当の電圧がかかる)

となっています。英国Soloもこの電圧です。
一方、このオプションの高電圧版はといいますと、

DV22V (オペアンプには-11Vと+11V相当の電圧がかかる)


このように、最終電圧が、元のDC16VからDC22Vへと、大幅に強化されています。
これにより、通常のSoloですら駆動が厳しかったヘッドフォンであっても
十分な推力が得られるようになっています。
#それにしてもあちらの人たちは、いったいどんなヘッドフォンつかってんの???

それで、日本だと電圧は100Vなので、トランスを100V仕様のに変えれば
高電圧版が出来そうなものなのですが、最終電圧をDC22Vにするためには、
トランスからは32Vは出ていなければなりません。
これが手に入らない……。
ないわけじゃないんだけど、サイズがやたらと大きいのしかないんですよ。
本品のケース内に納まるようなサイズのトランスはないんです。

なので、高電圧版は220V仕様となります。
#いちおう、日本の100V電源のでDC22V仕様のも作ってみたんですけれども、
#なんか???



■発送につきまして
特に指定がなければヤマト運輸宅急便を予定しております。

なお宅急便センター受け取りサービス(60円引き)については、「センター止め」もしくは
「宅急便センター受け取り」とハッキリと明確に示された場合に限り対応いたします。
もし書かれていない場合、たとえ発送先住所が宅急便センターと同一であるとしても、
60円引きや返金はいたしません。

発送は、かんたん決済後のの審査が通り次第、東京都から発送します。
決済後にかんたん決済の詳細を必ずご確認ください。
かんたん決済は、全ての決済においての審査があり、詳細欄で
確認出来ます。
当方では、審査通過前の発送は致しかねますので、よろしくお願いします。



■お取引について
作動確認済みにつき、本オークションはノークレーム、ノーリターン、
ノーサポートとなります。

それと、決済方法についても、ご希望とあれば従来どおりの銀行振り込みも対応します。
基本的には三菱UFJ銀行となります。(いちおうJNBもあるけど。)


落札後のやりとりについては、基本的には落札者に合わせるようにしています。
簡素なやりとりの方は簡素な取引を当然としているのでしょうから、当方も
出来るだけ簡素に努めます。(よくある、スマートフォンで長文は勘弁してなど。)
またご挨拶から入るかたには、従来通り挨拶から始める取引をしております。

それではよろしくお願いします。





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■トランジスタ SEPP

本品は、前段オペアンプ、後段トランジスタSEPPのアナログアンプです。
それで前段のオペアンプはよいとして、SEPPについてですが、
回路そのものは検索すれば出てきますので、それよりもヘッドフォンアンプに
おける位置づけを書いておきます。

下記は当方の主観です。
人によって見解が異なると思います。


ヘッドフォンアンプの回路で、一般的に高額なものの順で並べると、
下記のような感じになります。


(1) MOS-FET
(2) トランジスタ
ダイヤモンド型、SEPP型
(3)オペアンプ
(4)専用IC


まず、(1)MOS-FET
MOS-FETのは、高いです。
例えば日本のメーカーのヘッドフォンアンプで、MOS-FETのでちゃんとした造りの
ものは、10万円超級です。
MOS-FETのは、ヘッドフォンアンプのなかでも、一番パワーが出ます。
駆動力がすさまじくありますので、ヨーロッパ系に多いハイインピーダンスで
低能率/効率なヘッドフォンを鳴らすのなら、まずはMOS-FETです。
一方、日本やアメリカで多く見られる低インピーダンスなヘッドフォンや
イヤフォンだと、駆動力がありすぎ。なのでゲインを落として使うようです。
#なんだかなぁという感じはありますけど。
またそういう、本来のターゲットとは異なるヘッドフォンで使うと、ノイズが
聞こえてしまう場合があります。そしてそのようなヘッドフォンであっても
ノイズが聞こえないようなものは、すごく良く出来たものか、何かを犠牲に
しているかです。高い物は良く出来ていると思います。
#逆に、適正なヘッドフォンであってもノイズが聞こえるのもあるらしい。
#意図してのことのようだ。

MOS-FETで困るのは、
まともな音の出るものは、どれもとても高い。
安いMOS-FETのは、まともな音がしない。
#MOS-FETので安くて音が良いものは無いねぇ。


次に(2)トランジスタ。
ダイヤモンド型で組むのとSEPP型とで、なんだか流派みたいなものでも
あるのか?という感が。
日本の自作ヘッドフォンアンプでは、ダイヤモンド型が多く見られます。
この型の違いと、それと帰還のかけ方の違いで、まるで流派があるような
感じです。
SEPP型でなおかつ大きく帰還をかけるのはヨーロッパ系に多く、Soloは
その代表例です。

トランジスタで組んだヘッドフォンアンプは、先のMOS-FETよりも駆動力で
劣ります。ただ、それでも凄まじいまでの駆動力はありますので、たいていの
ヨーロッパ系のヘッドフォンでも充分鳴らせます。
こちらも日本市場のヘッドフォンだと駆動力が多すぎるので、ゲインを少し
落として使うとちょうどよかったりします。自作ではこのへんを調整して、
ちょうど良い塩梅にします。
なお本品でも調整は可能ですが、ただ、はんだごて作業で抵抗を取り替えなければ
なりません。


その次、(3)オペアンプ
オペアンプだけを使った、単純で簡単なヘッドフォンアンプも、世の中には
結構多いです。
オペアンプにはそこそこの駆動力のあるものもありますから、日本市場の
低インピーダンスなヘッドフォンなら鳴らせます。
ただ、一度は上記のような本当に駆動力のあるヘッドフォンアンプで
聴いてみて、それらと比較してオペアンプだけで本当に必要なだけの
駆動力があるのかどうか、たしかめておいたほうがよいでしょう。
音量があるからといっても、駆動力が充分にあるのとはちょっと違いますよ。
なまじ音量が出てるために、駆動力が足りてないことに気が付いていないのが
多いのではないかと思います。


* オペアンプを使った製品は広告がしやすい *
オペアンプを使った製品は、オペアンプ自体にブランド力があるものを
使っておくとそれに相乗りできますので、広告がしやすいです。
音は、駆動力が足りてれば、オペアンプ相応です。
注意点として、人によっては強烈な違和感を感じるかもしれません。



最後に、(4)専用IC
専用ICとはヘッドフォンアンプ用に専用に作られたICで、そのため駆動力は
あります。
ただ、チップメーカーでは高級ICとかハイエンドICとか、そういうことを
書いてますけど、それは広告であって、実際はまた別です。
だいたい、本当に音がハイエンド並に良いのなら、高級ヘッドフォンアンプは
MOS-FETもトランジスタも一掃されて、全部専用ICになってますよ。
そもそもヨーロッパ系の高インピーダンスから日米の低インピーダンスまで
全てを1チップでまかなおうというわけですから、最初から無理があります。

それとは別に、特に専用ICを使った物は安い製品に多いため、基本的な
ところがそういう低価格な造りのものですので、音もそれ相応です。
これも、チップメーカーがそのチップを高級ICとかハイエンドICなどと
うたっていると、低価格製品であっても「ハイエンドIC採用!」と広告に
打てますので、こういう(自称)ハイエンドICは低価格製品にとって都合が
良いので、よくこの手が使われます。



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